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オトナの自由研究:不器用女子2人でIKEAの「お菓子の家」を作ってみた。

新しい不定期連載を始めます。題して「オトナの自由研究」。子供の頃に憧れたいたことを大人になった今好きなだけやってみたり、普段から疑問に思うことを気の済むまで調べてみたり、そんな夢のような企画です。ポケットマネーで楽しいことしようじゃないか。人生日々是実験也。毎日が自由研究。さあ参りましょう。

題材:永遠の憧れ…「お菓子の家」を作ってみよう!

初回の今日は、もうすぐクリスマスということで、先日IKEAに行った際に購入しておいたこちらをやってみます。製作は友人と2人です。

VINTERSAGA ヴィンテルサーガ ジンジャーブレッドハウス

じゃ~ん!おかしの家!ヘンゼルとグレーテルに出てくるあのおうちですね。1パック599円+税。ドイツ語では「ヘクセンハウス」というようで直訳すると「魔女の家」。まさに、ですね。IKEAによると、スウェーデンでクリスマスデコレーションといえばジンジャーブレッドクッキーのヘクセンハウスだそうで、開封するとジンジャーの香りがお部屋に広がります。

家の正面、側面、背面、屋根、煙突のパーツに分かれています。

中にはすでに焼き上がったクッキーで出来た家のパーツが入っているので、基本的に作業は組み立てとデコレーションのみ。IKEAで別売りの粉糖を買っていたので、それに卵白をあわせて、接着剤代わりの白いアイシングを作っておきます。あとはお好みのデコレーション素材を用意しておくだけ。合わせて1,000円未満でした。

どうやって作るんだろうと思ったら、そこはやはりIKEA。文字なしのイラストで出来た作り方が外箱の内側にありました。これを見ながら順番通りくっつけていくっぽいです。

1)接合部にアイシングを塗りつつ組み立てる。

しぼり袋もセットになっている粉糖も、IKEAで一緒に購入しておくと便利!

こんな感じでしぼり袋に入れたアイシングを塗てはくっつけ、塗ってはくっつけていく作業です。まずは家の正面と側面と背面を組み立てます。

このあと屋根部分と煙突部分をくっつけます。ここからは分担作業で、私は屋根係、友人は煙突係をすることに。

煙突係。小さいのに安定しなくて意外と難しい!
屋根は斜めだから、屋根係はくっつくまで抑えていないといけなくて大変!
やっと煙突をのせて…組み立て完了です!

2)オリジナルつららデコレーション!のはずが…

パーツを無事組み立て終わったので、最後にデコレーションです。

IKEAの箱にはお手本としてデコレーション済の写真が載っているので、それを見ながらやればいいのですが、そこはやっぱオリジナリティ出したいじゃないですか。ということで煙突係の相方が「つらら作りたい!」と言い始めたのでデコレーションは任せることに。

見たことが無いくらい真剣な表情の煙突係さん。

なかなかに傾斜のついた三角屋根ですがどうやってつららを表現するのかなと思っていたら、アイシングを勢いよく屋根にぶっかけ始め、片側終わったそうなのでひっくり返してみると、

見よ!このリアルでナチュラルな垂れ具合!

おいおいおい豪快だなあ!すごい勢いで白いアイシングがとんがりお屋根から垂れまくっています。そのままの勢いで反対側もかけまくり、最後にあまったアイシングで窓やドアに気持ち程度のデコレーションを施し、粉糖をふりかけて完成。それがこちら。

結果:「どろどろ雪とつららの魔のおうち」が完成。

では研究結果です。タイトルは「どろどろ雪とつららの魔のおうち」。シルバニアファミリーっぽい感じで発音してほしいです。ぬくもりのあるジンジャーブレッドクッキーのおうちに、これでもかというくらいにかけられた屋根の雪とつらら。もはやどろどろしすぎて雪解けなのかなんなのか、べったりとしていてよくわからないけれど、堂々完成です。

ポイントはやっぱりここ、屋根から垂れるつららたち。煙突からも屋根の縁からもぽってりと落ちそうな丸い形が可愛いです。あれ、つららってとんがってなかったけ…?と頭の端によぎりますが、この際どうでもいいです。デコレーション中、つららが地面に垂れてきては何度も掃除をし、なんとかこの形に落ち着きました。

せっかくなので力作と記念撮影を。屋根に積もった雪の表情がなんともいえないおどろおどろしさを醸し出していて、これは誰にも真似の出来ない作品になったんじゃないでしょうか。もはや現代アート。さすがです。

結論:1,000円以下で楽しめるクリスマスの余興としてオススメ

組み立ててデコレーションするだけのお手軽お菓子の家!ということでやってみました。製作前は、組み立てちゃんとできるかな、と不安でしたが、いざやってみるとデコレーションの右往左往具合に終始笑いが止まりませんでした。思い通りの絵を描くのはオトナでも難しかったです。

ただ、準備は手軽でアイシングもほんとかんたんに作り始めることができたので、クリスマスパーティーの余興としても、お子さんと一緒に作るのにはとても楽しいんじゃないかなと。せっかくなのでしばらく作業棚に飾って鑑賞しようと思います。では、また次の自由研究で。

今日登場してくれた煙突係の画伯。コーヒー好きでコーヒーに人生を捧げています。彼女が更新しているWEBマガジンも面白いのでぜひ。

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